今時珍しい9人家族の中におけるこちゃる達の日常を考察・・・
第445話 THE ZOMBIE
2007年02月22日 (木) | 編集 |
私、非常に反省をしております。
ウソップ好きを公言してはばからない私ことちゃるですが、新しい仲間ブルックのインパクトと、エニエス・ロビー編で大活躍した事とですっかりウソップの活躍所を考察するのを忘れていました。

自分の考察の中で答えは出かけていたのですよ…あー、残念。

ちなみに考察自体はあまり当たっていませんでしたね。ネタバレになってしまうのでこれ以上は言いませんが…

それではネタバレ感想行って見ましょう!!
見るからに怪しい馬車に乗る事になってしまったウソップ、ナミ、チョッパーの3人。助けてくれたヒルドンの出で立ちの異様さ、変わった馬車などにウソップとナミは警戒心を持っていますが、一人目をキラキラ輝かせているのがチョッパー。

「ドクトル・ホグバックにも会えるしな!!」

と、ドクトルに会える事を非常に楽しみにしています。
ドクトル・ホグバックとは、医者でその名を知らないものはいないほどの”天才外科医”で、奇跡のような手術で星の数ほどの人たちの命を救ってきたそうです。
世界中の医師達から尊敬を集め、地位も名誉も医者として手に入れられる全てを手に入れていたのですが、ある日突然姿を消してしまいました。
結局手がかりは何もつかめないまま、”ホグバック”という名前は伝説になりかけているそうです。

医学書などでこの名前を何度も目にしたのでしょう。ドクトリーヌからも色々聞かされていたのかもしれません。そんな”伝説の天才外科医”に会える事を純粋に楽しみにしているチョッパーなのでした。

そのホグバック、ヒルドン曰く「今もなお人知を超えた研究をしている」との事らしいですね。

そんなチョッパーをよそにやはり心配なナミ。ふと馬車のカーテンを開け外に目をやります。するとそこにはなんとライオンが!!
しかしよく見るとそのライオンは何かがおかしい・・・、なにやら顔が人間っぽいのです。あご割れてるし・・・。

似顔絵を書いて説明するナミ、でも信用してもらえないので実際にカーテンを開けてそのライオンを見せました・・・そこには想像を絶する光景が・・・。


「エモノダ♪エモノダ♪ケケケケケ♪」
そこにはゴーストや顔と手と足がある樹木、大きいミミズに猫やライオンのような怪物がいました。そしてそれらには無数の手術痕とナンバリング、そうです、あのケルベロスやヒルドンに見られたナンバリングがこれらの怪物にもされているのです。
ちなみに浮かれていた怪物たち、見られた事に気が付くと、そそくさと隠れています。怪物の「はっ!!」とした顔がいいですねー。怖いですけど。

すぐにヒルドンを問い詰める3人、確かにいた怪物たち、でもヒルドンはそれを「幻覚」だと言って取り合ってくれません。

何かがおかしいと感じたナミ、ヒルドンに引き返すよう頼みます。それに猛烈に反対したのがチョッパー。でもウソップとナミに猛反対され、泣く泣くホグバックに会う事を諦めます。そこでチョッパーが吐いた台詞が面白い。

「こんな時にルフィみたいに1人で行動できないおれが未熟なんだ」

ルフィなら1人で行っちゃうでしょうね・・・。その分トラブルを連れて来る事も多いんですが・・・。

ヒルドン、使用人にその旨を伝えると言い、馬車から降ります。

・・・10分経過、ヒルドンは戻って来ません。いくらなんでも遅い帰りにウソップは馬車から顔を出して外の様子を見ます。
すると、そこは墓地のど真ん中!!ヒルドンばかりか馬までいなくなっています。
そして、墓のほうからなにやら音がし始め、音とともに何かが出てきます。それは・・・手!!
そうです、ゾンビが現れたのです。それも相当数のゾンビです!!
ゾンビたちはウソップ達に襲い掛かります。大勢のゾンビに囲まれ、噛み付かれるウソップ!!
俗に「ゾンビに噛まれた者はゾンビ化する」という言いますが、本当でしょうか!?ウソップはゾンビになるのでしょうか!?それも面白いな(笑)

ウソップに続いて標的にされるナミ、とりあえず助かったウソップは、ナミを助けるため、ゾンビを攻撃します。

「ゾンビの弱点は・・・!!”必殺 火炎星”」

予想以上に効いた火炎攻撃、相当数のゾンビがやられ、これでゾンビたちの士気も削がれたつもりでしたが、逆にキレるゾンビ達!!猛然とダッシュで追い駆けて来ます。

ゾンビは動きが遅いはずだと思ってたウソップ、面食らいますがすぐに体力がなくなるゾンビ達。結局逃げ切る事が出来ました。

そして、とうとう着いてしまった屋敷。チョッパーはホグバックに会えると喜んでいますが、さて吉と出るか凶と出るか・・・


さて、先週に予想したドクトル・ホグバックの事ですが、死んでませんでしたね。行方不明でした。それと合成獣(キメラ)を作っているのではなくて、どうもネクロマンサーの方が実情に近いかもしれないですね。合成獣だったら基本的に生きているものを使うはずです。でも、この島に現れる合成されたらしいものは全て死んだものと思われます。だって、肋骨見えてますから・・・。

ここには天才外科医だったと言う過去も絡んできます。外科医だったら切ったり貼ったり繋いだりはお手の物なハズですよね。”人知を超えた研究”と言うものが、死体を使った研究!?何か裏があるように思いますが。

普通に考えれば、”失った大事な人を蘇らせるための研究”ですが、それならケルベロスはいらないですよねー。それなら”不死”の研究!?でも、腐った死体を集めてまで生きたいと思うでしょうか。

思うに、ホグバックは全ての人を助けたいがためにこの研究を始めたのかもしれません。
”天才外科医”の腕を持ってしても救えなかった命、おそらくそのようなエピソードがあったのでしょう。悩みつづけたホグバックはとうとう禁忌を侵してしまう。禁忌とは”死んだ人間を蘇らせる事”。
禁忌を侵す研究をするためにわざわざ”西の海”からはるばる”偉大なる航路”まで来た。”偉大なる航路”には身を隠すのに都合がいい”魔の海”があることを知っていたからである。
でもその研究はゾンビやゴーストを作り出すだけで、未だ完成には程遠い状態であった。
真の目的、愛する人を蘇らせる事を果たすまで研究は続けられる・・・。

この島に住んでいるもの全てに付けられているナンバリング。最大638番まであるようです。これは直に体に書かれているものもいれば、黒い腕章のようなものに書かれている者もあります。これも何か意味があるんでしょうか。単純に考えれば実験体の管理番号ですよね。
そしてこの人間達はおそらく”魔の海”で迷ってしまった海賊達でしょう。


そうそう、ネクロマンサーって、ゾンビの他にスケルトンも作り出す事が出来るんですよねー。スケルトンって言ったらガイコツですよガイコツ!!ガイコツって言ったらブルックですよね。先週、ブルックの過去について少々考察しましたが、ネクロマンサーであるホグバックによってスケルトン化されたのだったら、ヨミヨミの実の話はなかった事になりますが・・・どうなんでしょうか。


最後に、冒頭で書いた”ウソップの活躍の活躍所”の考察です。
前回の考察では考えがまとまらなかったので書きませんでしたが、ドクトル=医者、ドクター=医者&学者と言う事は調べていました。ただ、それがネクロマンサーに繋がらなかったんですね。死人使いと言えば外科手術にも精通しており、ゾンビなどを作り出す事も出来ない事はないでしょう。
そして、そのゾンビやスケルトンなど死体系のモンスターは総じて”炎に弱い”という弱点を持っています。今回のゾンビを撃退した我らがウソップの”火炎星”は想像を超える威力を見せ付けました。
さらに、ウソップにはその火炎星を越える”火の鳥星”という技も持っています。これはこの”魔の海”編の主役ウソップに決定ですか!

そう、答えはすぐそこだったんですね・・・。反省・・・。


さて、今回のウソップの名台詞はこれに決定です!!
「お前ら・・・おれがもしこのままゾンビ化したら・・・いっそ一思いに・・・」

テーマ:ONEPIECE
ジャンル:アニメ・コミック
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