今時珍しい9人家族の中におけるこちゃる達の日常を考察・・・
第444話 ゴースト島の冒険
2007年02月17日 (土) | 編集 |
いよいよ公開間近となった「エピソード オブ アラバスタ 砂漠の王女と海賊たち」、楽しみですねー。前売り券も買う場所によって特典が違い、迷ってしまいます。

そうそう、今週号のジャンプにはその映画を上映する映画館が紹介してありました。

でも・・・なぜか地元の映画館では上映されないorz

前回の「カラクリ城・・・」では地元の映画館でも上映されたので期待していたんですが・・・

どうやら遠出をして見に行かなければならないようです。片道2時間くらいかな(←それでも行く奴)

さて、今週も怒涛の展開を見せたonepiece、それではネタバレ感想行きます!
突如目の前に現れた”ゴースト島”「スリラーバーク」、そして後ろには口の形を模した巨大な門が現れました。

ロビンの分析によると、サニー号は”ゴースト島”を取り囲む壁の内側に閉じ込められた格好になっているとの事。なるほど、上から伸びている何本もの大きな鎖は壁を固定しているものだったんですね。
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そして、この”ゴースト島”はどうやら海上を自由に動けるらしく、サニー号はその口から飲み込まれてしまったようです。

先ほど船内に現れたゴーストは島の方へ飛んでいったようです。先遣隊のようなものだったのでしょうか。先遣隊にしては派手な登場でしたが・・・。

喋るガイコツにゴーストにスリラーバークと来てもう完全に怖気ついてしまったウソップ、早くここから脱出する事を提案しますが、誰も聞いてくれません・・・。

いや、いました、ナミとチョッパーもここから早く出たいようです。ナミは「島に入ってはいけない病」にかかり、それはチョッパーにも伝染したようです・・・。当然、我らがウソップは・・・誰よりも先に感染しているに違いありません(笑)
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震える2人の横で一人冒険の準備完了のルフィ。ウソップの「”冒険準備万端病”かお前は!!」の突っ込みもむなしい・・・

「おい考え直せルフィ!!!お前は”悪霊”ってもんをナメてるぞ!!」と説得にかかるウソップにルフィはこう返します。
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「何言ってんだ。おれはちゃんと細心の注意を払いながら、さっきのゴーストを捕まえて飼うんだ!!何より大切な仲間を連れ戻さなきゃなー」

仲間とは”死んで骨だけ”ブルックの事。もうこうなってしまったらこのルフィを止める手立てはありません。サンジに海賊弁当を作ってもらったルフィ、虫かごと網を持って出発です。

さて、これから上陸をするわけですが、メリー号とは大きさが違うサニー号ですし、海岸の状況もわからない今接岸する事は危険なので、小船で上陸をする事になります。

そこで登場するのが「ソルジャードックシステム」”チャンネル2”です。

”チャンネル0”は”外輪”でした。さて、”2”からは小船が飛び出してくるようです。
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出動!!買い出し船 ミニメリー2号!!!

まさかこんな形でメリー号が復活するなんて誰が予想出来たでしょうか!?
もう再会は出来ないと思っていただけに、このフランキーの心遣いに感謝です!!

思えばフランキーはこんな事を言っていました。
「お前らの乗ってきたゴーイング・メリー号にできてこの船に出来ねェ事は何一つない!!全てにおいて上回る!!」
「だが!!あの船の勇敢な魂は!!このサウザンド・サニー号が継いで行く!!」

メリー号の凄さを身を持って知ったフランキーだからこそのセリフだとは思っていたんです。”魂は”って言いましたからね。それがこんな形であらわれるなんて・・・、最高ですよアニキ!!

ちなみにこのミニメリー2号の動力は”蒸気機関”で、外輪を動かして推進する構造となっているようです。帆もなくて、ナミが握っているハンドル?で操作するようです。


これで出揃ったソルジャードックシステム。
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チャンネル”0”は補助外輪(サポートパドル)
チャンネル”1”は1人乗りウェイバー「シロモクバ1号」
チャンネル”2”は4人乗り買い出し船「ミニメリー2号」
チャンネル”3”は3人乗り偵察潜水艇「シャークサブマージ3号」
チャンネル”4”は空っぽだそうですが、今後何らかの兵器を入れる予定だそうです。

この中で気になるのはやっぱりチャンネル”3”ですね。”潜水艇”と言うだけ合ってこれで魚人島へ乗り込む事になるんでしょうか!?”3人乗り”と言う人数も「ルフィ、ロビン、チョッパー」だったら”悪魔の実の呪いで一生カナヅチ”になった人数と見事合致します。

フランキーの考えにいたく感動しているルフィ、でも、災難はこの後すぐに起きます。

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スリラーバークから聞こえる悲鳴!!この悲鳴、どうやらナミのもののようです。

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↑この緊迫感のなさがこの一味らしい・・・。

そして次々に不可解な現象がサニー号を襲います。

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まずは勝手に下りる錨。
そして誰も触っていないのに勝手に開くハッチ。

そしてその不可解な現象は麦わらの一味にも降りかかって来ます。

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ルフィのほっぺが伸びる。

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ゾロの剣が勝手に抜けてルフィに飛んで行く。

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ナミ達を助けに行くため海に飛び込もうとしたサンジの足を何かが掴む。

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そしてロビンの体を捕まえ、舐め回す。そして「ガルルルルル!!!」という猛獣の唸り声!!

極めつけはサニー号を襲う不自然な波!!

船が流され、どんどんスリラーバークから離されて行きます。波が起こると同時にロビンの体からは何者かは離れました。

ハッチの開き方から、”何者か”は船内にいたのでしょう。そして錨を下ろしハッチを開けて甲板へ移動し、一味に対しいろいろな事をしました。そして甲板から”何者か”が消えたと同時に不自然な波がサニー号を襲い始めました。

これが何を意味するものかはわかりません。ただ、ウソップ、ナミ、チョッパーとその他の仲間を引き離すための行動であった事は確かでしょう。

さて、この不可思議な訪問者は一体誰だったのでしょうか?
<考察1>
フランキーが襲われなかった事と、猛獣の唸り声からサウザンド・サニー号のクラバウターマン。なぜフランキー以外が襲われたと言うと、変な名前を付けようとしたから・・・。
<考察2>
カメレオンの能力者。”イロイロの実”。実際は透明ではないが背景の色と同化する事が出来るので実際には見えない。
<考察3>
ブルックから”影”を奪った奴に何かを奪われた。”例えば”光”とか・・・。だから姿は見えないが実体はある。

うーん、どれもいまいちですね・・・。本命は”イロイロの実”かな・・・。


さて、ウソップ達はと言うと、なぜか深い堀に落ちていました。深さにして6、7mでしょうか、どうやらすでにゴースト島の中に入ってしまったようです。

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それを聞いて怯えるウソップとチョッパー・・・

ミニメリー号に乗っていたはずの3人がなぜこんな深い堀に落ちてしまっていたのか・・・それはナミが語ってくれました。
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「ミニメリー号に浮かれすぎて岸に乗り上げちゃったのよ。その拍子で3人とも飛ばされてあっという間に堀の中・・・、100%私の過失だけどかわいいから許してね」

ちなみに6、7mもの高さから落下してケガ一つなかった理由は・・・堀の底に敷き詰められている大量のガイコツ!!
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またもや怯えるウソップとチョッパー、この「ヒイイイイイ!!!」は今後の定番になりそうですね。

ゴースト島に入ってしまったとはいえ、まだほんの入り口、ルフィ達の助けを待つ事にしました。ただしここは深い堀の中、海岸に近いし人目につかないので地上まで移動する事にしました。

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すると後ろから聞こえる犬の声・・・目を凝らしてよく見るとなぜか頭が3つあります。・・・これが世に言う「地獄の番犬ケルベロス!?」

必死に逃げるウソップ達、でも一つおかしい事に気が付きます。それは泣き声です。
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「ワン!!」「ワン!!」「コーン!!」

コーン?

「コーンて、1匹キツネじゃねェか!!!」と突っ込むチョッパー。


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一番触れられたくない事実に触れられ、キツネ頭は泣き声が「ゴーン!!」にヒートアップ!!追い駆ける速度も上がったようです。

そこへ現れた階段!!地上へ逃げ延びる事が出来、一命をとりとめました。
ただし逃げるために結構森の奥へ入ってしまった3人、登った木の下にはまださっきのケルベロスもどきがうろうろしており、ここから海岸まで戻る事は至難の技なようです。

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どう逃げようかと思案中の3人に背後に忍び寄る一つの影!!
「私はヒルドンと申しまし。野犬に追われていらしたのでお困りではと背後から忍びよりました・・・」
振り返ると、こうもりのように木にぶら下がっている1人の男がいました。手は鍵爪のような形をしており、目の周りは黒いふちがついており、手術痕なのかいくつもの縫い痕があり、そして額には謎の「21」の数字が・・・。

見るからに怪しい男「ヒルドン」はこう続けます。
「ここらの森はこれから夜が深けて参りましと、この世のものとは思えぬ程に危険な森へと変化致しまし・・・もしよろしければ・・・私の馬車でお屋敷へいらっしゃいまし・・・」

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見ると怪しい妖気のようなものを漂わせた馬車が一台ありました。
その馬車を引っ張る馬はと言うと、1頭は口が耳まで裂け、目が今にも飛び出そうな馬(ロバ?)です。よく見ると耳や胴体にかじったような痕が・・・。その馬にはローブを頭まですっぽりかぶっているこれまた怪しい男が乗っています。
もう1頭は、これって人馬ですよね・・・。シルクハットをかぶった人間型の上半身の下からは馬のような下半身が生えています。

さらにヒルドンはこう続けます。
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「ドクトル・ホグバック様のお屋敷へ・・・」
ここでチョッパーが反応します。「え、ホグバック!!?」

ゴースト島の住人に会ってしまい、あろう事か屋敷に案内されかけているウソップ達。しかもその屋敷の主はどうやらよからぬ実験をしているようです。

先ほど出てきたケルベロスですが、ケルベロスにもよく見ると数字が振ってありました。番号は「32」、ヒルドンの番号と字体も似通っています。
ケルベロスは犬2匹とキツネ一匹を合成したものだと言う事は明らかでしょう。そして馬車を引っ張っている人馬は人と馬の合成・・・ヒルドンも腕が改造されているようです。もしかしたら羽根があったりして・・・。だってこのヒルドンってこうもりっぽいですよね。

これらを総合すると、ドクトル・ホグバックなる人物は「合成獣(キメラ)」を作っている事になります。少なくとも32体は・・・。となると、麦わらの船に現れた”何者か”も「合成獣」の一種で、やっぱりカメレオンと何かを合成させたものなのかもしれません。

そして、ドクトル・ホグバックの名前を聞いて驚いたチョッパー、このホグバックという人物を知っているようですね。有名なんでしょうか!?

ここまで書いて思った事。ブルックの事です。
ブルックの来ている服装はそのまんま吸血鬼が一般的に着ている服装だと言う事は書きました。でも、吸血鬼でもないブルックがなぜ吸血鬼の衣装を着せられているのでしょうか。
思うに、ブルックももしかしたらドクトル・ホグバックに改造された人間だったのかもしれません。吸血鬼に・・・。うーん、考えがまとまりませんね。

やっぱり、数十年前に死んでから数年前に”影”を奪われるまでにどうしてこの”魔の海”に留まり続けたかを知る必要がありますね。

”影”を奪ったのはドクトル・ホグバックでしょう。そしてそのホグバックは合成獣を作っている。そのホグバックが”影”だけを奪うでしょうか。ですので、吸血鬼になってしまったから副産物として”影”が奪われてしまった、こう考えるとどうでしょうか!?

でも、骨だけしかないブルックをわざわざ吸血鬼にするってのも無理がありますね。

影が奪われた後に”死んで骨だけ”になったんなら、以下の説明でうまく行くんですけど・・・。

「監視下」に置かれていたブルック達の船はホグバックに捕まってしまい、あえなく実験体となってしまう。
実験の結果ブルックは吸血鬼になってしまう。ここで”影”が奪われる。吸血鬼は不死であるため、ここで”ヨミヨミの実”を食べさせられる。
そしてその後、何らかの事故でブルックは死に、蘇る事になるのだが、”魔の海”で迷ってしまい、”死んで骨なし”となってしまう。

でもこれだとブルックがうそを言っていた事になるしなー。何よりこのストーリーは悲しすぎます。

ブルックは好きなだけに、いろいろ考えてしまう今日この頃です。でも、これから仲間になるのだった1話では語り尽くせないような過去が隠されているのだと思います。

最後に・・・チョッパーがドクトル・ホグバックの名前を聞いて驚いた理由ですが、実はドクトル・ホグバックって実際は死んでいるはずなのではないでしょうか。もし生きているのであればとんでもない年齢になってしまうとか。

ドクトル・ホグバックって自分を改造していたりして・・・。



テーマ:ONEPIECE
ジャンル:アニメ・コミック
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2007/02/21(Wed) 10:16:47 |  ONE PIECE研究ページ